達磨山からの可視範囲(三浦半島編)

  • はじめに
    • 前のブロク(License Free Radio Blog)で書いたモノです。こちらへ転記しています。
    • 下記の内容はその時時点での情報なので、現在と内容や状況が合わないことがあります。昔はこんな感じだったんだ、っていう感じでご覧頂ければ幸いです。


達磨山からの可視範囲(三浦半島編) / 2006-03-18 (土)

2006年3月14日(火)から1週間ほど稼動していた達磨山(伊豆市)臨時特小レピータを介して1エリアと2エリアとの交信を試みた時のメモです。

達磨山からの可視範囲(三浦半島編)
プロジェクトD大作戦(第一話) 〜前書き〜
プロジェクトD大作戦(第二話) 〜江ノ島編(1)〜
プロジェクトD大作戦(第三話) 〜江ノ島編(2)〜
プロジェクトD大作戦(第四話) 〜朝熊ヶ岳編(1)〜
プロジェクトD大作戦(第五話) 〜朝熊ヶ岳編(2)〜
プロジェクトD大作戦(まとめ)
(※準備中)


2006年3月17日(金)その1
達磨山からの可視範囲(三浦半島編)


達磨山(静岡県伊豆市)から三浦半島への可視範囲をカシミール3Dで計算してみました。


2006年3月19日(日)は2エリア一斉オンエアディ、3月21日(祝)は春の一斉オンエアディが開催されるということもあり、3月14日(火)から再稼動している達磨山臨時特小レピータ(特小レジャー半複信4ch・グループコード08)へのアクセスを試ようとしている方もいらっしゃるかもしれません。これがレピータアクセス時の参考となれば幸いです(レピータは3月いっぱいまで稼動予定)。


まず最初に、いたばしAB303さん発行の特小マガジンNo285では、達磨山臨時特小レピータが2月14日から7日間ほど稼動した際のアクセス実績個所が掲載されています。

追記:
2006/03/18にアクセス実験を行いました。
結果、少し厳しいですが下記の場所からアクセスが確認できました。
取り急ぎ場所のみ掲載しておきます。
CITIZENet掲示板にレポートの載せました。
後日ちゃんとしたのを作りたいと思います。
http://www.citizenet.or.jp/bbs2006/20060318211307.htm

そして、下記地図上の紫色に塗られた場所が理論上の可視範囲です。理論上の可視範囲であれば、特小による交信が可能であると(今のところは)考えられています。これを見る限りでは江ノ島南側と、七里ヶ浜由比ヶ浜、葉山などの国道134号沿いの海岸線が達磨山から理論上の可視範囲であるということになります。高所では大楠山(横須賀市)、武山(横須賀市)なども理論上の可視範囲となっており、円海山も一応理論上の可視範囲となっているように見えます。

理論上の可視範囲でもアクセスを試みた場所がたまたまアクセスができなかったり、周囲の建物などの影響などを受けてしまってアクセスができないこともありえます。逆に、少し場所を動くとアクセスが可能となったりすることもあります。レピータへのアクセスを試みる方は根気よくポイントを探してみるのもいいかもしれません。

なお、[ツール]-[可視マップ]-[計算の設定]における「計算の精度」は

■ヒュベニの式を使う
□メッシュを補間する
□すべての点を計算する
■球面上で視線をトレースする
□会場の可視エリアを計算する
気差を含んだ地球半径の倍数 1.156倍

としてあります。

本来であれば気差を含んだ地球半径の倍数は1.333倍としてもいいのですが、カシミールの標準値である1.156倍にしてかなり渋めに計算させてあります。よって、紫色に塗られた場所よりもう少し理論上の可視範囲が広がるかもしれません。

達磨山臨時特小レピータへのアクセスに挑戦された方は、アクセス結果をいたばしAB303さんへ是非フィードバックしてください。アクセス成功のレポートも重要ですが、アクセス不可だったというレポートも貴重なデータとなります。ぜひ各局のご協力をお願いいたします。