私がCB無線を始めた理由(ワケ)

  • はじめに
    • 前のブロク(License Free Radio Blog)で書いたモノです。こちらへ転記しています。
    • 下記の内容はその時時点での情報なので、現在と内容や状況が合わないことがあります。昔はこんな感じだったんだ、っていう感じでご覧頂ければ幸いです。

私がCB無線を始めた理由(ワケ) / 2006-03-15 (水)

※前置き。
コレは(おそらく)1999年のハムフェアで配布した「AirTalk」用に書いた原稿です。HDDの中を漁っていたら発掘されたのでそのまま載せてみました。7年前に書いたものなので、文章についての細かいつっこみは許してください。

「私がCB無線を始めた理由」
  Written by むさしのWO960

私はアマチュア無線からCB無線を始めた人の一人です。

CB無線を始めた理由を書くには、「LCB独立無線共同体」というCB無線団体の話をしなければなりません。「CB無線」という名を知ったのは1992年ハムフェアアマチュア無線を1991年11月から始め、初めて1992年のハムフェアに行ったのですが、この時、「LCB独立無線共同体」が初めてブース出展をした年でした。ご存じの通り「LCB独立無線共同体」は今のCITIZENetの前身にあたるわけですが、この当時、出だしの団体でブースは1小間の小さい場所で、あの「ぢゃんけん大会」をブースの前でやってるのを見て、「これはすげ〜団体だ....」と思ったのが一番の印象です。そこで「LCB独立無線共同体」が配布していた会報誌を見て、初めて「CB無線」というものがあることを知りました。その後、とうきょうTY50・吉澤氏やみなみたまFN533・飯田氏との交流があり、1993年正月、東京都東村山市にある多摩湖堤防より、みなみたまFN533・飯田氏(東京都八王子市景信山移動)と初めて交信したのがCB無線を始めたきっかけとなりました。その後、「LCB独立無線共同体」のコンセプト?にひかれて1993年ハムフェアからこの団体に参加、今現在に至っています。

CB無線の魅力にひかれるのはなんといっても、「こんなちっぽけな出力で(0.5W)交信ができるのか!」ということでしょう。

この魅力を最も感じたのは、1995年のSummerVacation。せたがやV15・三上氏、むさしのAM634・三井氏と共に、神奈川県伊勢原市大山に移動したときのこと。真夜中に、RS51〜52でCQを出していた岩手県大船渡市五葉山移動のいわてD72局が入感。安定した交信で、相手が話していることもばっちり明瞭に聞こえ、交信している間の20分間違法局の声も聞こえず、本当に最高の状態で交信をすることが出来た時、「本当にこんなもので岩手県のCBerと交信できるのか!」と感動したことを今でも思い出します。なんといっても今までアマチュア無線(144MHz&430MHz)でさえ交信できなかった場所と交信できたのですから....

ちなみに、当時の記録によると交信距離は472kmだったそうです。

それ以降、これに匹敵する長距離交信はしたことがないのですが、その時の感動をもう一度!という思いで、今でもCB無線にハマっています。

1999年春、CB無線の記事を扱っていた唯一の月刊誌「ラジオの製作」が季刊誌となることによって、毎月CB無線の情報を入手できる雑誌が無くなってしまいました。いったい、これからのCB無線はどのような方向に向かっていくのかはわかりません。これから先、「CB無線を始めたい!」とか「CB無線に復活しようかな?」と考えている人がいたとき、その案内人となってくれるものがありません。そんな人を助ける為にCITIZENetではホームページを開設し、そんな人が来たときの情報案内人になれればいいな、という思いで運営を行っています。

もし、「CB無線を始めたい!」とか「CB無線に復活しようかな?」と考えている人がいれば一言言いたい。

「CB無線の魅力、感じてみませんか?」ってね。あ〜はずかし。(^^;

いま読み返した自分のほうがもっと恥ずかしいです....