国際QRPデー応援?一斉オンエアディのお誘い

2006年6月より毎年呼びかけをさせて頂いている「国際QRPデー応援?一斉オンエアディ」ですが、今年も下記の通り呼びかけをさせて頂きます。

  • 国際QRPデー応援?一斉オンエアディ実施要綱
  • 名称
    • 国際QRPデー応援?一斉オンエアディ
  • 日時
    • 2009年6月13日(土)・14日(日)両日ともに9:00〜15:00
  • 主旨
  • 運用周波数
    • 市民ラジオ、特小トランシーバー、パーソナル無線など
  • 集中呼び出しタイム
    • 市民ラジオは開催時間(9:00〜15:00)中の毎時30分、特小は開催時間(9:00〜15:00)中の毎時00分
  • 歴史的な経緯

2006年2月19日(日)名古屋で開催された「フリーライセンスラジオミーティング」において、

  • 土日の移動運用イベント設定があると嬉しい
  • 6月のEsシーズンにイベント設定があると嬉しい

という提案があったのが最初のはじまりです。

それと同時に、毎年6月17日はIARU(国際アマチュア無線連合)が定めた「International QRP Day(国際QRPデー)」であることから、2006年より「国際QRPデー応援?一斉オンエアディ」として呼びかけをしております。

QRPという言葉や運用スタイルは、市民ラジオや特小トランシーバーといったライセンスフリーラジオにも共通するところは多少なりともあるので、QRP Dayの主旨に賛同?応援?するということと、Esをはじめとした異常伝播での交信も期待ができる6月にイベントの呼びかけができればと考えております。

  • 運用情報をアナウンスしよう!!

昔はいつ無線を運用してもたいてい誰かと交信ができる時代であったのですが、最近はイベントの時間にあわせて市民ラジオや特定小電力トランシーバーを運用するというスタイルが主流となってきています。

そこで、事前にライセンスフリーラジオの情報を扱う各WEBサイトの掲示板やメーリングリストなどへ書き込みをしておくと、アナウンスを見た人が「あ、○○○(場所)から運用する人がいるから、□□□へ行って運用してみようかな?」と考え、あなたと交信ができることを期待してどこかへ出かける....ということも少なくありません。ぜひ、ネット上での情報連絡手段もぜひ活用しましょう。

投稿する情報には

  • 運用をする場所
  • 運用する人のコールサイン(あれば)
  • 運用をする周波数(チャンネル)
  • 運用をする時間など

を記述しておくと良いでしょう。

イベント実施中の11時00分〜11時15分までは、日本山岳協会が定められている「サイレントタイム」です。この時間帯は遭難などの緊急事態が発生したときに、緊急通信が円滑に行われる様、通常の交信を控え、受信状態とするよう定められています。取り決めはCB2chのみですが、サイレントタイム中はCB全chにおいてワッチをするようご協力をお願いします。

また、最近では特定小電力トランシーバーを携帯しての登山者もおり、連絡用として使用している方もいらっしゃると思われます。特定小電力トランシーバーにあってはサイレントタイムが定められていませんが、非常通信受信時には受信状態にはいる&必要があれば速やかな対応をお願い致します

  • 荒天時の対応について

荒天時は参加各局の判断の元、順延することが望ましいです。移動を告知される時に、「移動イベント当日が荒天の場合は一週間後の○月○日に順延します」などの文言を追記して頂ければ、交信可能エリアのCBer各局も対応がとりやすいかと思われます。

荒天時の移動はなるべく避け、祭日の移動イベントの場合は、直近の休日に、また日曜日の移動イベントの場合は次週の日曜日に順延するなどの対応をお願いします。

  • 集中呼び出しタイムとは?

「折角無線機を持って出かけてきたのに誰とも交信できない。ちゃんと電波が遠くへ飛んでいるのだろうか?」という衝動にかられることは誰にでも経験があるかもしれません。

数年前、交信することがなかなかできない市民ラジオにおいて、「あらかじめみんなが受信する時間を決めて受信をするようにしておけば交信できる可能性があがるかも?」ということで設定されたのが始まりです。

もし、受信しても全く聞こえてこなったら自分から声を出してみませんか?思わぬところからの応答があるかもしれませんよ。